雪山②
2005年 10月 07日
基本的な雪山登山の装備はざっと30キロ。
①シュラフ(寝袋のすごいバージョン)
②衣類(寒いので)
③携帯ガスボンベ(野宿なので)
④その他もろもろ
などです。
天生峠にたどり着くまでの道のりはきつかったけど
楽しかったんですよ。
日本昔話に出てくるような景色ばっかりでしたので。
んで、いよいよ天生峠登山の2日前だったかな。
道の駅で野宿するためテント設営していたところ
警察官が二人来た。
何やってるんですか?みたいな軽い職質だったんだけど、
「明後日天生峠越えようと思っています」と言ったら、
真剣な顔つきになって「止めなさい」と言われた。
その時は分からなかったけど、どうやら僕達の装備は
登山するには全然足りないのだという。
その意味は登山中に分かった。
けれど、目的が登山だから中止にするわけにもいかず
っていうか止めるつもりなんてサラサラなくて
「はい、すいません」って感じで流したんですよ。
んで、来ました。天生峠のふもとへ。
登山開始は朝の3時。(夜かな)
月明かりが雪で反射してかなり明るかった。
入り口には「危険 進入禁止」みたいな感じで
門があったけど、それを乗り越えて山に入った。
その門の付近に地蔵があった。
僕らは登山の安全を祈って手を合わせたのだが、
あれが何のためにあったのか違う想像をしてみると、
実はものすごく恐ろしい。ものだったのかもしれない。
ザクザクあるいて、その時はまだ雪はくるぶし程度の積もりだったんだけど、
ゆるやかにカーブしている道を曲がった。
真っ暗だわけさ。何も見えん。
やべぇ、と思ってライトをつけてもまぁ5メートル先ぐらいだよね。
そこに雲の隙間から月が出た。
月明かりで回りがパーッと明るくなる。
僕達の目の前に現れたのは天生峠の全貌。
今まで山なんて写真か、実際に見てもかなり離れたところからしか
見た事ないんだけど、その時は目の前に山の全てが見れた。
圧倒的な迫力。
谷底で風が渦巻いて響く「ゥオー」という音。
おそらく雪崩だろうか、時折「ズズズーン」と響く。
前もって言うけど、僕らは完全に雪山をなめていた。
その時だって「うぉーすげぇ!!」って逆にテンション上がったし。
でもそっから先は・・・・・・・・
また明日書きます~。
①シュラフ(寝袋のすごいバージョン)
②衣類(寒いので)
③携帯ガスボンベ(野宿なので)
④その他もろもろ
などです。
天生峠にたどり着くまでの道のりはきつかったけど
楽しかったんですよ。
日本昔話に出てくるような景色ばっかりでしたので。
んで、いよいよ天生峠登山の2日前だったかな。
道の駅で野宿するためテント設営していたところ
警察官が二人来た。
何やってるんですか?みたいな軽い職質だったんだけど、
「明後日天生峠越えようと思っています」と言ったら、
真剣な顔つきになって「止めなさい」と言われた。
その時は分からなかったけど、どうやら僕達の装備は
登山するには全然足りないのだという。
その意味は登山中に分かった。
けれど、目的が登山だから中止にするわけにもいかず
っていうか止めるつもりなんてサラサラなくて
「はい、すいません」って感じで流したんですよ。
んで、来ました。天生峠のふもとへ。
登山開始は朝の3時。(夜かな)
月明かりが雪で反射してかなり明るかった。
入り口には「危険 進入禁止」みたいな感じで
門があったけど、それを乗り越えて山に入った。
その門の付近に地蔵があった。
僕らは登山の安全を祈って手を合わせたのだが、
あれが何のためにあったのか違う想像をしてみると、
実はものすごく恐ろしい。ものだったのかもしれない。
ザクザクあるいて、その時はまだ雪はくるぶし程度の積もりだったんだけど、
ゆるやかにカーブしている道を曲がった。
真っ暗だわけさ。何も見えん。
やべぇ、と思ってライトをつけてもまぁ5メートル先ぐらいだよね。
そこに雲の隙間から月が出た。
月明かりで回りがパーッと明るくなる。
僕達の目の前に現れたのは天生峠の全貌。
今まで山なんて写真か、実際に見てもかなり離れたところからしか
見た事ないんだけど、その時は目の前に山の全てが見れた。
圧倒的な迫力。
谷底で風が渦巻いて響く「ゥオー」という音。
おそらく雪崩だろうか、時折「ズズズーン」と響く。
前もって言うけど、僕らは完全に雪山をなめていた。
その時だって「うぉーすげぇ!!」って逆にテンション上がったし。
でもそっから先は・・・・・・・・
また明日書きます~。
by ken392010wri | 2005-10-07 02:14